信用情報とは?
信用情報とは、クレジットカードやローンの申し込み・利用・返済に関する履歴情報のことです。金融機関はこの情報を参照して、新規の貸付やカード発行の審査を行います。
信用情報機関の種類
CIC(シー・アイ・シー)
主にクレジットカード会社や信販会社が加盟している信用情報機関です。クレジットカードの利用履歴や支払い状況が登録されています。
JICC(日本信用情報機構)
主に消費者金融やキャッシング会社が加盟しています。カードローンやキャッシングの利用履歴が中心です。
KSC(全国銀行個人信用情報センター)
銀行や信用金庫が加盟している信用情報機関です。住宅ローンやカードローンなど、銀行との取引情報が登録されています。
3機関の情報共有
CIC、JICC、KSCは「CRIN」というネットワークで延滞情報などを共有しています。そのため、ある機関に事故情報が登録されると、他の機関でも確認される可能性があります。
信用情報に登録される内容
個人情報
氏名、生年月日、住所、電話番号、勤務先などの基本的な個人情報が登録されています。
契約情報
クレジットカードやローンの契約内容(契約日、利用限度額、返済回数など)が記録されています。
取引情報
毎月の支払い状況が記録されます。正常な支払い、遅延、延滞などがマーク形式で記録され、過去24ヶ月分の履歴が確認できます。
事故情報(異動情報)
61日以上の延滞、債務整理、自己破産などの金融事故情報が登録されます。いわゆる「ブラックリスト」とは、この事故情報が登録された状態を指します。
いわゆる「ブラックリスト」とは
ブラックリストは存在しない
実際には「ブラックリスト」という名前のリストは存在しません。信用情報に延滞や債務整理などの事故情報(異動情報)が記録された状態を、俗にブラックリストと呼んでいます。
登録される期間
事故情報の登録期間は内容によって異なります。延滞の場合は完済から約5年、任意整理は約5年、自己破産は約5〜10年です。この期間中は新規のクレジットカード発行やローン審査に通りにくくなります。
登録が消えた後
事故情報の登録期間が終了すると、その情報は削除されます。ただし、取引履歴が空白の状態(スーパーホワイト)になるため、少額のクレジット利用から信用を積み直す必要があります。
信用情報の開示方法
CICの開示方法
CICでは、インターネット(スマートフォン・PC)、郵送で信用情報の開示が可能です。手数料は500円〜1,000円程度です。
JICCの開示方法
JICCでは、スマートフォンアプリ、郵送で開示できます。手数料は1,000円程度です。
開示のメリット
自分の信用情報を定期的に確認することで、身に覚えのない契約(なりすまし被害)の発見や、登録内容の誤りを把握できます。
信用情報を守るために
支払いの遅延を防ぐ
クレジットカードやローンの支払いは、引き落とし日に残高不足にならないよう注意しましょう。たった1回の延滞でも信用情報に記録されます。
不要なカードの管理
使っていないクレジットカードも信用情報に契約として記録されています。カードの管理ができていないと、年会費の請求に気づかず延滞になるケースもあります。
まとめ
信用情報は、クレジットカードやローンを利用するうえで非常に重要な情報です。健全な利用を心がけて良好な信用履歴を構築し、定期的に開示して内容を確認することをおすすめします。
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