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共働き家庭は収入が多い反面、「お互いの収支が見えにくい」「なぜか貯まらない」という悩みを抱えがちです。
この記事では、共働き家庭に合った家計管理の方法と、貯蓄を増やすコツを解説します。
共働き家計の3つの分担パターン
パターン1:全額共通口座に入れる
2人の収入をすべて共通口座にまとめ、そこから支出する方法です。
- メリット:家計全体が把握しやすい
- デメリット:個人の自由に使えるお金が見えにくい
- 向いている人:お金の管理をシンプルにしたい家庭
パターン2:項目別に分担する
「家賃は夫、食費は妻」のように支出項目ごとに担当を決める方法です。
- メリット:分担がわかりやすい
- デメリット:全体像が把握しにくい、収入差による不公平感
- 向いている人:お互いの自由度を大切にしたい家庭
パターン3:収入割合で分担する
収入の比率に応じて生活費を出し合い、残りは個人で管理する方法です。
- メリット:収入差があっても公平感がある
- デメリット:計算がやや複雑
- 向いている人:収入差がある共働き家庭
共働き家計を上手く管理するコツ
1. 毎月の家計会議を開く
月1回、10〜15分でOKです。以下を確認しましょう。
- 先月の収支
- 今月の大きな支出予定
- 貯蓄目標の進捗
2. 3つの口座を使い分ける
| 口座 | 用途 |
|---|---|
| 共通口座 | 家賃・光熱費・食費などの生活費 |
| 貯蓄口座 | 将来の資金(先取り貯蓄) |
| 個人口座 | 自由に使えるお金 |
3. 先取り貯蓄を設定する
給料日に自動的に貯蓄口座へ振り替える設定をしましょう。手取りの**20〜30%**を貯蓄に回すのが理想です。
4. 家計簿アプリを共有する
夫婦で同じ家計簿アプリを使うと、お互いの支出が見える化されます。
共働き家庭の貯蓄目標
ライフイベント別の目安
| イベント | 必要な金額の目安 |
|---|---|
| 結婚式 | 300〜500万円 |
| 住宅購入の頭金 | 物件価格の10〜20% |
| 出産・育児 | 50〜100万円 |
| 教育資金(1人) | 1,000〜2,000万円 |
| 老後資金(2人) | 2,000〜3,000万円 |
よくあるトラブルと対策
「相手がいくら使っているかわからない」
→ 家計簿アプリの共有や、月次の家計会議で解決
「貯蓄が増えない」
→ 先取り貯蓄を自動化する。残った分を貯めようとすると貯まらない
「どちらが多く負担しているかでもめる」
→ 収入割合で分担するルールを事前に決めておく
よくある質問
Q. 共通口座はどちらの名義にすべき?
どちらか一方の名義でOKですが、もう一方も引き出せるよう代理人カードなどを検討しましょう。
Q. 個人の自由に使えるお金はいくらが妥当?
手取りの10〜15%が目安です。お互いに同じルールを適用しましょう。
Q. 片方が育休に入ったらどうする?
育休前に収入減少分を想定して家計を見直しましょう。育児休業給付金の金額も事前に確認しておくと安心です。
まとめ
共働き家計管理のポイント:
- 自分たちに合った分担パターンを選ぶ
- 共通口座・貯蓄口座・個人口座の3つを使い分ける
- 月1回の家計会議で定期的に見直す
- 先取り貯蓄を自動化する
大切なのは、夫婦でオープンにお金の話をすることです。